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タグ"東日本大震災"の記事

■20110326【見解】原発事故の「安全」を疑う姿勢…東日本大震災26

原発事故は、いまだ終息を見ない。

現場で命の危険にさらされながら
奮闘する方々のことを想像しつつ、
報道からもたらされる情報に不安と安どを繰り返す毎日だ。

この原発事故について、
私は、少し敏感な方がいいと思っている。
これはペットボトルの買いだめを推奨するような話ではない。

これまで専門家の意見を聞いていた中で、
やはり武田教授の見解には、
耳を傾けておきたい。

同教授のスタンスも、
「最初は危険と思い、徐々にゆるめていく方がより適切な方法」
とのこと。私も同感である。

何かあってからでは遅いので、
パニックや混乱することは全く必要はないが、
できる限りのリスク回避策を執った方がいいと考える。

現時点での対応として、
武田教授の見解を私なりに抜粋しておくと、
以下のようになる。

関心のある方は直接、同教授のブログを
お読みいただき判断していただきたい。
なお、「引用はご自由にどうぞ」とのことなので、
下記に当該部分をコピーしている。

▼ 武田邦彦ブログ
▼原発 緊急情報(31) 結局、子供はどのぐらい被曝するか?

http://takedanet.com/2011/03/31_03f9.html

●放射線が強い時期に子供にできるだけ被爆をさせない。
●福島県の子供はせめて最初の段階でできるだけ被ばく量を減らしておく。
●子どもたちは我慢するとストレスもたまるだろうが、
 1ヶ月ぐらい何とか頑張って、
 放射線物質が下がってきたときに安心したほうがいい。
●残留した放射性物質が最終的に見て
 どのくらいになるかということを今はまだはっきりわからない。
●チェルノブイリの時には爆発的だったが、漏れたのは一瞬。
●現在の状態は世界的に見てもそれほど経験したことがない。

   ☆   ★   ☆

このような時に、大人が注意しなければならないのは放射線が強い時期に子供にできるだけ被爆をさせないということです。

残念ですが、長期間、汚染された土地に住まざるをえない福島県の子供は、これから長い間被爆するのですから、せめて最初の段階でできるだけ大人が注意をして、被ばく量を減らしておいてあげなければいけないと考えます。

つまり、政府や専門家は「安全だ」と言っていますが、現在は「安全」を強調するよりも、できるだけ放射性物質に触れないようにしておいて、2、3ヶ月後に状態がはっきりして危険がなければそこで普通の生活に戻ったらいいと思っているのです。

・・・・・・・・・

4ヶ月後に放射性物質の量が減った後、半減期が30年のものを中心にして減っていきますから、放射線はあまり減っていきません。

しかし、東京等の大都市では、道路もビルもコンクリートやアスファルトでできていますので、雨が降っても放射性物質が土にしみるということはありません。

このような状態のときに、今までの経験が生きるかどうかはまだ判らないのです. でも、東京が「やや安心」ではないかというわたくしの考えは東京がアスファルトとコンクリートで固まっているということもあります。

反対に、福島市など田園地帯に近い地域は、土に放射線物質がしみ込む可能性が高いので、なかなか汚染がとれないと思っているからです。

・・・・・・・・・

ペットボトルの水を飲んだり、3月11日以前の食材を探したり、家からあまり外に出ないようにしたりする生活を続けると、とても疲れると思います。お子さんもストレスがたまってくるでしょう。

しかしわたくしは今、楽をするのではなく、1ヶ月ぐらい何とか頑張ってもらって、放射線物質が下がってきたときに安心したほうがいいのではないかと思います。

またここに書きましたように残留した放射性物質が最終的に見てどのくらいになるかということを今はまだはっきりわかりません。チェルノブイリの時には爆発的でしたが、漏れたのは一瞬でした。これに対して、現在の状態は世界的に見てもそれほど経験したことがないのです。

その段階で、今までずっと私達専門家が守り続けてきた「放射線障害防止の法律や国際的な規制」を一気に緩めてしまい、「大丈夫だ、安全だ」というのは、これから長い間、被曝せざるを得ない子供たちのことを考えると賛成ができないのです。

最初は危険と思い、徐々にゆるめていく方がより適切な方法でしょう。

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■20110326【情報】乳児の水分摂取に関する小児3学会の共同見解…東日本大震災25

東京都金町浄水場から、
食品衛生法上の暫定規制値のうち、
乳児の飲用水の値を超えた話は、
衝撃を持って伝えられました。

この件について、
●日本小児科学会
●日本周産期・新生児医学会
●日本未熟児新生児学会
の共同見解が出ましたので下記に記します。

共同見解

http://www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_6.pdf

日本小児科学会

http://www.jpeds.or.jp/index.html

大切な視点は、
●確かに暫定規制値は超過した。
●代用水が確保できればそれでいい。
●ただ、乳児にとって水分摂取は大切。
●代用水が準備できなければ、
 通常通り水道水の使用を。
とのことでした。

   ★   ☆   ★

「食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値100Bq/キログラムを超過する濃度の放射性ヨウ素が測定された水道水摂取」に関する、日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会の共同見解

平成23年3月24日

日本小児科学会
会長 五十嵐 隆

日本周産期・新生児医学会
理事長 田村正徳

日本未熟児新生児学会
理事長 戸苅 創

「乳児による水道水の摂取に係る対応について[平成23 年3 月21 日健水発第2 号厚生労働省健康局水道課長通知])」に基づき、乳児による水道水の摂取を控えるように各自治体から呼び掛けが行われています。そのため、各地域で、乳児のいる家庭、乳児を預かる保育所、乳児が入院する病院等で大きな混乱が起きています。しかしながら、この指標値は月あるいは年単位で摂取した場合に設定されたものです。したがって、短期間の摂取では、乳児であっても、健康に影響を及ぼす可能性は極めて低いと言えます。一方、乳児の水分摂取必要量は成人に比べて多いため、短期間であっても、水分摂取不足は重大な健康障害を起こします。このため、飲用水が確保できない場合には、水分摂取を優先させて下さい。なお、学会としては、当面の対応として以下のようなことを推奨します。

1)母乳栄養の児では、母親は制限なく食事を摂取し、母乳栄養を続けてください。
2)人工栄養の児では、ミネラルウォータを使用してミルクを調整することは可能ですが、煮沸し適温にしてから使用します。一部の硬水では、粉乳が十分に溶解しないことがあります。また、硬水には多くのミネラルが含まれており、乳児に過剰な負担を与える可能性があります。この場合には、水道水を用いる方が安全です。
3)離乳食を摂取している乳児では、水分摂取は離乳食からも可能なので、人工乳の量を減らすことは問題ありません。
4)人工乳のみを摂取している児で、代用水が確保できない場合には、通常通り水道水を使用して下さい。

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■20110321【情報】世界の原子力発電所保有数…東日本大震災24

世界各国の原子力発電所の保有数について。

順位   現保有数 建設中 将来の建設予定数
アメリカ  104   1     32
フランス   58   1      1
日本     54   2     11
ロシア    32  10     24
韓国     21   5     11
インド    20   5     58
イギリス   19   0     10
カナダ    18   0     10
ドイツ    17   0      0
ウクライナ  15   0      3
中国     13  27      57
スエーデン  10   0       7
スペイン    8   0       0
ベルギー    7   0       0
台湾      6   2      2

「クライン孝子の日記」より。

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■20110321【見解】統一地方選挙の実施に対する再度の疑問と決意

統一地方選挙実施が実施されることについて、
当ブログやツイッターにおいても、
すでに私の意思を示してきている。

あまり大きく取り上げられておらず、
選挙期間に入ると、
一気に大きな問題として浮上する。

今、気が付いていない方々が、
一機に気がつくこととなる。

こんな予想をしているがために、
ここで再度、取り上げておきたい。

3月18日、「統一地方選挙延期特例法」が成立した。

これだけを見れば、
統一地方選挙全体が延期されると思うだろう。

ところが、この特例法は、
選挙の「実施法」である。

紛らわしいのだが、
延期は被災した一部の地域に限定される。

報道によれば「総務相が指定する被災地の県と市町村に限り、投票日を2~6か月の範囲内で延期できると規定している。延期の基準について総務省は、〈1〉選挙事務が執行できない〈2〉庁舎が崩壊した〈3〉犠牲者が多数に上る――などとしている。総務省によると、統一地方選では岩手、宮城、福島3県で岩手県知事選など計70件の選挙が予定」されているとのことだ(2011年3月18日14時42分 読売新聞)。

この決定は、
民主・自民・公明の賛成で決定されたという。

これらの政党所属議員も含めて、
自治体議員や新人として立候補予定者たちは、
ほとんどが違和感を持っているのではないか。

「この時期に選挙ができるのだろうか」と。

選挙という、
厳かな民主主義の根幹をなす行事
という意味の原理原則論や、
議員の任期の期限が来るということの重要性は、
否定するものではない。

ただ、これらは「平常時」において適用されるもの、
という認識である。

これだけ国を揺るがす歴史的な災害が、
未だ現在進行形で起きている中。

この緊急事態に選挙を実施できる、
との考えが理解できない。

選挙をやるだけの余裕があるのか。
もしくはその効果があるのか。

選挙で使用するガソリンがあるなら、
そのガソリンは被災者支援や
社会の基盤を支える分野に回すべきであろうし、
有権者も、冷静に自分の自治体のことを
考えるだけの余裕が持てない中で、
もしくは今後の日本の姿がみえない中で、
さらには自分の自治体での出来事すら
混乱気味で収拾されていない中で、
選挙を行なう効果がでるのだろうか。

この被災が比較的軽いさいたま市ですら、
行政職員も自分の自治体の被災者への対応や、
避難者の受け入れに奔走しているし、
市民もガソリンが不足するなど生活物資が不足し、
停電で混乱するなど、生活は決して平常化していない。

あと10日の間に、正常化するとも思えない。

未だ、私たちの意識は、
被災地の方々や原発にかなり向いている。

選挙の結果。

4年間議会の議席を有し、
市政の決定に責任を負う議員を
選出することとなるのだ。

今後、少なくとも4年間を展望しての投票、
という視点を今現在、
有権者は持ちにくい段階ではないか。

プロ野球でも、開幕をめぐり、
判断が二転三転している。

5月の浅草の三社祭りすら中止が決まっているのだ。

大阪の橋下知事も異論を示しているから、
単に東日本の話だけでもない、と推測できる。

全国で、それぞれの現場では、
こうして様々な配慮がなされ、
実施の有無の判断に迷っている中、
早々に選挙の実施を決めてしまった
国会の判断に私は憤りを禁じ得ない。

深い思考のもとに決められたのだろうか。

歴史的国難のこの時に、
こうした判断をした
国会議員らに国政を任していいものか、
とすら思う。

この短い期間で、私自身も、
いろいろなルートで延期を模索するも、万事窮す。

選挙10日前にして、
延期は不可能だと受け止めた。

ならば。

選挙が行なわれる以上、
私はこう考えている。

私は「納税者主義!!」を自分の第一に掲げ、
議会での納税者の意向を反映する立場に立つことを
鮮明にしてきてきた。

今後とも変わらずに、これを根底に置き、
この歴史的困難に直面した日本の再出発を、
さいたま市から進めていく、
という気概をもって臨みたい。

大震災が進行中であることを踏まえながらも、
粛々と訴えていくこととなるのだろう。

以上。

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■20110321【情報】東日本大震災の陰で起きたこと3点

東日本大地震、そしてその影響で
引き起こされた津波災害や原発事故。

まだ現在進行形だ。

テレビ・ラジオは、
やや平常時の番組に戻りつつも、
視聴者側の気持ちの面では、
まだまだ大震災の余波は大きな領域を占めている。

そんな雰囲気の陰で、私が考えるに、
普段ならば大きく報じられたであろうことが
3件あるので記しておきたい。

●地下鉄サリン事件から16年
●千葉県で鳥インフルエンザ2例目が確認
●米英がリビアを軍事攻撃

ツイッターにもすでにこの件を記している。

●地下鉄サリン事件から16年

1995年3月20日。

阪神大震災を忘れさせるほどの衝撃を与えた、
宗教団体の起こしたテロ事件である。

この問題の本質を、
本来なら、こうした時に、
深めておく機会だったのだろう。

改めて犠牲者のご冥福を祈りたい。

●千葉県で鳥インフルエンザ確認

3月19日、千葉県庁は、
高病原性鳥インフルエンザ(2例目)が
確認されたと発表した。

新型インフルエンザが日本社会を席巻した一昨年。

この時は、豚インフルエンザ。
これは弱毒性と分類されるウィルス。

パニックにはなったが、
大事には至らなかったのは記憶にあたらしい。

最近、厚生労働省が豚由来を「新型」と
呼ばないこととしたというニュースがあった。
つまり豚はそれほど心配することはない、ということである。

この豚由来と、鳥由来のウィルスの
危険性は比較にならない。

鳥由来が突然変異し、「新型」となる。
これは先ほどの新型とはわけが違う。

「強」毒性と分類される。

世界各国の事例を見る限り、
感染者の約6割が多臓器不全などで「死亡」している。

感染者の致死率「6割」である。

特徴。

高齢者など弱者が亡くなる季節性インフルエンザに比べ、
若い20代30代が感染し、
亡くなるケースがこの新型インフルエンザでは想定されている。

人体が経験した事のない未知のウィルスであり、
人の持つ免疫が過剰反応する。

そのため免疫力の高い若手のほうが、
生命の危機にさらされやすい、ということなのである。

これまで宮崎や大分などでも発見されていたが、
千葉県が余りに身近なため、
少し注意をしなければならないと考えたものである。

●米英軍のリビアへの攻撃

これは、非人道的な権力者による圧政で
生命の危機に瀕した方々を守るため、
国連のお墨付きを経た上での
軍事的な「人道的介入」が許されるかどうか、
という論点である。

私はイラク戦争のような
米軍単独の判断による軍事行動には批判的である。

しかし、今回のリビアへの攻撃は、
・リビアのひどい圧政
・国連の決議
という条件や環境が整った上でのものである。

であるならば私は否定できない。

以下、ある研修会で知ったこと。

1990年代。

ソ連崩壊に端を発し、
社会主義圏に押しこまれ封印されてきた
地域や宗教の紛争が頻発した時期。

ボスニア・ヘルツェゴビナで「コソボ紛争」が起きた。

この時、酷い殺戮やレイプが起きた。
それも大量に。

しかし、国際社会は介入を躊躇した。
軍事的な行動に慎重になったのだ。

その結果、多くの犠牲者がでた。
後にも禍根を残すほどである。

その被害者たちからは、
長らく「国際社会は自分たちを見捨てた」
との言葉が私たちに向けて発せられたのである。

第2次大戦を経て冷戦時代までの、
国の覇権を争うべく、
軍と軍が対峙する時代ではない。

冷戦後の国際社会において、
時代は変わった。

国連を基盤にして、
非人道的な逸脱行為をする権力者に対し、
国際社会が警察役としての軍事行使をすること。

この「人道的介入」を私は容認している。

ただし、それでも軍事行動には違いないから、
手放しにすることもよくはない。

国連を通じて軍事行為を容認した以上、
その行為に逸脱がないよう、
注視する義務も我々にはあるだろう。

リビア情勢には、今後も関心を割いていきたい。

以上。

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