ここには、「新党さきがけ」(すでに解党)の政策大綱を掲載しています。
 1990年代の政治の激動期を語るには、決して「新党さきがけ」を抜きにはできないでしょう。行革担当の連立政権の立役者として幾多の実績を残しました。自民党など保守系からの出身者が党の大勢を占め、現実的な見地からの改革を主張したという点も、特筆すべき点でした。現在は解党しましたが、日本政治における貴重な実験でした。
 さて、私は2003年4月に実施される「さいたま市議選」に向けた政策目標の作成をする際、ここに掲載する「新党さきがけ政策大綱」を大いに参考にさせていただいています。この政策大綱が世に出たのは1993年であり、すでに10年近く前のものですが、決して古く思えないのは、この大綱が日本や世界における普遍的な方向性を提示しているからではないでしょうか。
 世の中を広く見据え、政治の役割として何が必要なのか、どのようなことを政治が行なうべきなのか、という点が具体的かつ明快に記されています。この中でもっとも惹かれたのは、日本国憲法の尊重を根底に置いている点です。平和主義・国民主権・基本的人権の尊重、まさに憲法の基本原理が、政治における現実的な形に組み替えられて示されています。
 この政策大綱は、あくまで国政を担う政党が作成したものですが、「地方分権の推進」をうたうなど地方自治の充実をめざす方向性が明確に記されているとともに、大局的な立場での認識や時代の流れを把握しておくことは、地方議員をめざす者としても不可欠であり、その点から考えると、私にとっての政治における重要なテキストだと言えます。
 ぜひご一読いただきたく思います。