■発行日   2004.3.13
■発行責任  土井裕之と新しい政治を学ぶ会




さいたま市議会議員・無所属の会  土井裕之


■既得権の不公平性を排するために


 政治・行政への不信感は、日を追うごとに高まっています。自分の払った税金が特定の者に使われ、公への還元がなされていない、というその点に原因を見出します。国民年金の費用で保養施設を建て、挙句の果てに破綻させた例は典型的です。
これまでの構造から、既得権を排除し公平性・効率性を保障するシステムづくりこそが、少子高齢化を目前に控えた昨今の最優先課題であり、私の残された任期中に力を注いでいかねばならない点であると考えています。というのも、昨年4月に私が当選することができたのは、多くの方々が「しがらみがなく、現在の状況を打破してくれるであろう」という期待を込めて票を投じてくださったからだ、と私自身が受け止めているからです。
 議会・行政として決定することは、簡略化すれば、@自治体の方向性、A自治体内のルール、B自治体に集まった税金の使い道(税金の再配分)となりますが、決定する過程が不透明であったことが、既得権益の存続に大きく貢献してきたと言われています。透明性の確保と行政の説明責任の徹底、そして既得権が存在できないような仕組みづくりが、早急な課題であり、この観点から行政へのはたらきかけを継続するとともに、議会もまた自らが問われていることを念頭において活動していきます。


■まずは「説明責任の徹底」から

 この一年間を振り返ると、反省点は少なくありません。市民の意向を聞いたり、さいたま市全体を詳しく把握したりといったことが充分にできませんでした。議員は「もう一人の首長だ」といわれますが、もう一度初心に返り、自らの課せられた責任を果たすべく努力をしていきます。
 私の活動の柱は、「説明責任を徹底する」ことです。「議案に対してどんな判断をしたのか」「議員の受ける待遇はどんな状況か」と聞かれれば、ご理解いただけるように説明いたします。
 説明責任を徹底すれば、「説明できないことはやらない」ということにつながります。数々の不正は、水面下で行なわれるのであり、透明性を高め説明責任を徹底することにより、不正行為の可能性自体を排除していくこととなります。
 人に言う前に、まずは自分自身がこの点をしっかり貫いていきたい、そして少しでも市政運営に貢献できるよう活動していきたい、というのが「次の一年」に向けた私の決意です。