• 「猫の手貸します」

「さいたま市は、何をやっているの!」
八月中旬、海外から自宅に帰った際。
同居の母親から、
帰宅後、初めてかけられた言葉だった。
NHKなどテレビをはじめ、
新聞等で全国に発信されている、
一連の文書偽造等の問題を知っての反応だった。
罵声に近い言葉であり、
事の深刻さを表していた。
これを知った市民も同じ気持ちだろう。
現時点で判明しているのは、
・政策局 2件
・市民・スポーツ文化局 2件
・都市局 62件
・緑区役所 1件
・教育委員会事務局 128件

合計195件である。
※都市局分はH23年度の全185件のうち62件にとどまらず、
不適正な事務所理等は他にも明らかになった。
※詳細はまちづくり委員長報告に詳しい。
この問題を重く受け止めた議会では、
地方自治法98条1項の「検査権」を発動
●「まちづくり委員会」(阪本委員長)
●「特別委員会」(桶本委員長)

にそれぞれ付託し調査を実施している。
前者の委員会は既に終了。
本会議において10月1日に報告が行われた。
現在、後者の委員会が立ち上がり、
調査を進めていくところだ。
私は両委員会に委員として参加している。
市民の信頼が失われた今、
重要な役割を担う一人として、
これまでも、そしてこれからも、
真剣な調査に臨む所存である。
10月1日の委員長報告を持って
まちづくり員会が終了した今、
まずはこれまで明らかになってきたことを、
私の視点で以下、記していきたい。
この調査全体はまだ終了していない。
だから中間報告、ということとなる。
時期を改めて、
最終段階で改めて記したいと思う。
問題を細分化してみていくために、
以下5点にわたり項目を分けた。
■0.総括「納税者(市民)への不利益」という視点で考える
■1.最も大きな問題の情報開示の文書偽造
■2.年度をまたぐ事務処理を改竄した件
■3.不正の温床とみられる「同一金額」契約の件
■4.H23の収賄事件の再発防止の新「事務手続き」が実施されず

以上を、当ブログに項目ごとに随時記していく。
ぜひご参照頂きたい。
ただ、ここには私の視点を記している。
重なる点も多々あるが、
議会、行政のそれぞれの視点もあろうから、
正確を期するため、別途以下もご参照いただきたい。
★★★行政
・平成23年度施設修繕における不適正な財務処理と不適正な情報公開について(清水市長)
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1347590684781/index.html
↑調査結果は別ページに随時掲載される予定。
※行政は庁内に「調査委員会」を設置。
問題の多発した都市局職員等で構成されている。
※今後、各界の有識者を委員とする
「第3者委員会」を立ち上げるとの市長の言葉あり。
★★★議会
・議会録画中継(本会議、阪本まちづくり委員長による委員長報告)
http://www.saitama-city.stream.jfit.co.jp/gikai_result.php?GIKAI=%CA%BF%C0%AE%A3%B2%A3%B4%C7%AF%A3%B9%B7%EE%C4%EA%CE%E3%B2%F1&DATE=20121001&CATE=%A1%FE%CB%DC%B2%F1%B5%C4

・議会会議録(平成24年9月定例会「まちづくり委員長報告」「まちづくり委員会」)
http://www.kaigiroku.net/kensaku/cgi-bin/wwwFrameBase.exe?A=frameBase_etu&USR=saisais&PWD=&L=1&S=31
↑会議録が掲載されるまでに3ヶ月から半年ほどかかる
※議会は市長はじめ行政の調査とは別に調査をしている。
※地方自治法98条1項の事務検査権を発動、
「まちづくり委員会」「特別委員会」に付託している。